若い人の話を聞こう
私は人の話を聞くのがあまり得意ではありません。どちらといえば自分が話すほうが得意で、世の中のあらゆるものをフックにダラダラと話続けることができます。しかし、それ自体にあまり意味は無いと思ってます。
相手を知るには話を聞くことの方が重要であるし、自分自身の気づきも大きいです。特に、若い世代の考えていることは中々聞く機会が無い(会社の会議のおじさん率は異常)し、自分の価値観とも異なっているので刺激になります。
①おじさんこそ、若い人の話を聞こう
30代以降の方こそ、20代の意見を意識的に聞いた方がいいです。10個歳が違うと、もう生まれた時代も価値観も全然違います。また、彼らがマーケットの最前線です。これからの流行や潮目に関するいいヒントをくれます。
②武勇伝は慎もう
昔はよかった、昔俺はすごかった、みたいな話は、あまり生産性がありません。話し手が凄いことはみんな知っているので、特に自ら披露する必要はないのです。むしろ誰かの話を聞いた上で、別の観点から質問したり意見を述べた方が尊敬されます。
③会社の活動を利用しよう
リクルーターやOB面談など、会社から提供される人事イベントには積極的に参加しましょう。そこでは、大学生と色々な話ができます。彼らの価値観や将来像を聞くとめちゃくちゃ勉強になります。間違いなく会社のデスクにいるよりはクリエーティブです。
④無理に合わせる必要はない
若い人の話を聞いて、それ知ってる!とか、良いよね!とか迎合する必要はないし、それをやっても仲間には入れません。お互いの違いを認識した上で、お互いに学べるところを学べばいいのです。おじさんにはおじさんの強みがあり、そんな人の周りには自然と若い人が集まるようになります。
日本人は特に、他人に合わせようという気持ちが強いと思います。それ故に若い人と話が合わない、おじさんには理解できない、という壁にぶつかります。異なっているのは当然で、その違いを楽しめばいいのです。先入観を捨て、全然知らない人とフラットに会話するとすごく楽しいよ、という話でした。