外資系コンサルの意識高い日常

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言葉の力を信じる

 私が心がけていることの一つに「言葉の力を信じる」ということがあります。いつからそのように考え、元ネタは何だったかすら覚えていないのですが、重要な考え方なので常に意識して生きていたいなと思っています。

 

①思考と言葉は一体である

 よく言いますが、考えることは言葉と密接に関係しています。日本語のネイティブ、ということは「日本語で物事を考える」ということを意味しています。つまり言葉を知らない人は、考える範囲もそれだけ狭くなります。単純な関係ではありませんが、言葉を多く知ることは、思考の引き出しを多く持つことに繋がります。

 

②言葉によって感情が動く

 誰もが、誰かの言葉で傷つけられたり、逆に救われたりした経験があると思います。日本に住んでいて、物理的な暴力はほとんど目にしませんが、言葉の暴力は至る所に潜んでいます。また一方で、言葉一つでモチベーションが上がったり、感動したりすることができます。感情の起伏は言葉によって左右されるといっても過言ではないと思います。

 

③本を読むことは最良のインプット

  私は毎日本を読みますし、本を読むことを周りに推奨しています。その理由の一つが、言葉の一番のインプットは本だと思うからです。本には筆者の思いや考え抜いた言葉が詰まっています。それらの中で、自身と相性のいい言葉を選んで使っていったらいいと思います。もちろん、人と話すこともいいインプットですが、毎日違う人と意見交換するのは現実的ではありません。その点、本は隙間時間等を活用できます。

 

④信じるかどうか

 上記は考え方であり、正解不正解はありません。世の中には言葉に気を遣わない人も多くいるため、言葉が雑だからといってその人の人間性に問題があるかというとそういうわけでもないと思います。ただし私個人としては、優れたリーダーは言葉で先導していくのが上手いし、言葉のセンスがいい人に人間的な魅力を感じます。

 

<言葉は一つの判断軸になっている>

 上記より、言葉は一つの判断軸になっていると言えます。身長が高い人はカッコいい、目が大きい人は可愛い、ということと同様に、言葉のセンスがある人は魅力的である。少なくとも私はそう思うし、そう思う人が多いからこそ、就職や昇進の試験に論文や面接があり、自身の言葉で何かを語らせるのではないでしょうか。普段何気なく話している言葉が、時に大きな力を持つことがあります。日常でそのことを気にするだけで、周囲に、そして自身に良い影響を与えると思っています。