外資系コンサルの意識高い日常

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話しが合う人/合わない人とは

  「この人とは話が合う・合わない」みたいは問題は、誰もが経験をしたことがあると思います。何も考えなくても会話が弾む人、毎回意見が合わない人といると思いますが、その背景には何があるのでしょうか。

 

①同じコミュニティに属している

 同じ会社や同じ学校に所属している人は、共通の話題があるので当然話が合うと思います。また、「同じコミュニティだから」という理由で「おそらく同じ考えだろう」というバイアスが生じるので、話が合っているように感じているというのもあるでしょう。また同じコミュニティ内で争いを避けるために、本音を言いにくいというのもあると思います。

 

②どの時点にフォーカスしているか

 これは重要な問題だと感じるのですが、注目している時間軸が「今」である人と、「未来」である人はたいてい話が合いません。現時点での利益や気持ちよさを重視する人と、未来時点での成功や夢を追いかけている人は、人生の意思決定の軸が全く違うのです。これは正解のない問題でどちらも正しいのですが、ある程度本音で話していればどの程度の時間軸で生きている人かを判断することができると思います。

 

③金銭感覚

 ②が時間の話でしたが、今度はお金です。数百円を節約している人と、数百万円の借金を積極的に行う人とはおそらく話が合わないと思います。生活する上の判断軸としてお金は密接に関わってくるので、金銭感覚が合わない人同士の会話はかみ合わないことが多いです。また、同じお金(例えば100万円)が与えられたときに何に使うか?という質問でも、考え方の違いは理解できるかと思います。

 

<コントロールはできる>

 上記3点を述べましたが、①-③が異なっていても話を合わせることはできます。日本人は比較的これが得意で本音を話しませんが、私はそれでいいと思っています。日常に変な争いは必要ありません。

 

<話さなければいけない時もある>

 とはいえ夫婦や家族など、重大な意思決定を一緒に行う相手がいる場合は、本音で話すことを避けて通れないと思います。その際に①-③に注目すれば、何が原因で話が食い違っているか理解できるでしょう。また逆に言えば①-③が近しい友人や恋人であれば、これから先も仲良くできる確率が高いと思います。個人的には①と③は比較的簡単に見つかりますが、②が合うと思った人はあまり居ないです。それだけ時間の感覚というのは個人差があるものなのだろうと理解しています。