外資系コンサルの意識高い日常

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思考停止しないために大切なこと

 日々生きていて、「思考停止しているな」という瞬間があります。自分が思考停止しないためには、思考停止している状況を把握し、そうならないよう対策をとる必要があります。私が特に、思考停止している人を観察できるシチュエーションについて述べたいと思います。

 

①スーパーマンだね、という人

 仕事ができる人や、やたらとバイタリティーがある人について「あの人は天才だ」「スーパーマンだ」という人がいますが、それは完全な思考停止だと思っています。自分よりも優れた能力を持っている人を見たら、その構成要素を分解し形成要因を予想して、同じような行動をとったり、同じように高い能力を持つためにはどうしたらいいか考えるのが健全だと思います。あの人はすごい、で終わらせてしまったら、一生その人のレベルに追いつくことはないでしょう。

 

②なんとなくスーツを着る人

 これはとても個人的な感覚ですが、男はスーツを着ていればマトモに見える、みたいなものも思考停止だと思います。結婚式の二次会であれば、スーツ以外にオシャレな選択肢はいくらでもあるし、大事な商談やドレスコードのあるパーティーでも、とりあえずスーツを着る、というのは逆にTPOを考えていないように思えます。その場で自分の印象をどうコントロールしたいか、その会がどういう位置づけであるかを考えた方がよいと思います。

 

③なんとなく銀行口座に貯金する人

 これも日本人によく言われていることですが、生活費の残りや給与の一定額を銀行口座に預金している人は思考停止していると思います。お金はお金を生み出す手段でもあるので、投資先を考えれば、自身の資産をどう活用するか最適な解が出るはずです。その考察を行わずに、銀行口座に預けていく、というのは非常に勿体ないと思います。

 

④みんなと同じことをする人

 言ってしまえば①~③もコレに尽きるのですが「周りの人と同じ行動を取る」というのは思考停止そのものだと思います。進学、就職、結婚と、自分の周辺の環境にいる人を模倣するような生き方は、自身の人生にとってリスキーであると思います。なぜなら個々人で育ってきた環境も作られた価値観も根底には違うのに、同じようなライフプランを選択しているからです。本来はズレていて、いつかそのズレに気づくころには軌道修正が難しくなっています。

 

<普通に生きていれば思考停止する>

 ここまで偉そうに書きましたが、私もよく思考停止しています。大切なのは「流れに身を任せていれば思考停止をしてしまう」という事実を認識し、それが起こらないように対策をしていくことです。その方法は、お風呂で何かを考えたり、日記をつけたり誰かと話したり何でもいいですが、アウトプットの機会を増やすことが重要だと思います。自分の言葉で語ろうとすると、思考せずにはいられません。強制的にそのような状況を作ることで、頭を回転させることができます。

 

<時間の感覚をコントロールする>

 30代になり、時間が進むのを早く感じるようになった、という声もよく聞きますが、それらも上記を意識することでコントロールが可能です。考えて生きている時間と、思考停止している時間は、確実に前者の方が濃厚になります。実質的な時間価値を高めるためにも「いかに思考停止しないか」というライフハックが大切です。