外資系コンサルタントの英語
外資系コンサルにかかわらず、外資系企業では英語を公用語としている企業も多いです。今回は純粋な日本人である立場から、英語使用の実態と鍛え方について書きたいと思います。
①リーディングは日常使用する
メールやドキュメント、社内システムなど、英語を読む機会は毎日発生します。英語だから無視、としていると必要な手続きやコミュニケーションのロスが発生するので、なんとなく何を言っているか雰囲気を掴めることが重要です。最近はGoogle翻訳が優秀なので、要はアレルギーさえなければ問題ないと思います。
②リスニングは割り切りが重要
結論からいうと、リスニング能力は相手のスピーチ品質に依存します。ネイティブや訛りが酷いと聞き取れないし、セカンドランゲージやTOEICみたいな英語なら聞き取れるものです。ここは、無理に伸ばそうとしても伸びないので、ある程度割り切って向き合うことが重要だと思います。
③スピーキングは基礎を抑える
英語を口頭で話す機会は多くはありませんが、端的に意見を述べなければいけないシーンは発生します。その際、PREPや「In my opinion」などの表現(Transiton Words※)は最低限知っておいて、あとは中身に応じて発言すればいいと思います。
※知っていると知っていないので印象が全然変わります。以下参考
④ライティングはよくわからない
英語を書く機会はメール以外ではまだ発生していないのでよくわかりません。メールは定型文があるのでそれを抑えればOKですが、ドキュメント提出等の品質は、未経験領域なので不明です。
<800点は妥当なボーダーライン>
私自身英語は苦手で、転職前のTOEICは400点程度でした。転職を機に1か月間留学し、入社後に700点を超えましたが、やはりまだまだ英語を鍛える必要性を感じます。多くの外資系企業が求めているレベルが800点以上であることを考えると、そのボーダーは結構妥当で、800点以上あると、上記のような観点では仕事上最低限のパフォーマンスが出せると思います。もちろん与えらえる仕事によっては900点以上や海外メンバーとのディスカッション能力を求められますが、それは平均値を語るうえでは意味がないので割愛します。あくまでも最低限のレベルに達するには、という意味で理解していただければと思います。