成長の法則
本日はシンプルに成長の方法論について書きたいと思います。それも、ごく一般的にサラリーマンになる層である私たちにとって、成長するための環境を定義していきたいと思います。
①他人の目+時間的制約
30年くらい生きてきてこれが簡単で納得のいく答えでした。
1)自分以外の他人に
2)時間的制約のある仕事が与えられる
この二つの状況が組み合わされば、基本的に成長できる環境であると言えるでしょう。逆にどちらかが欠けている場合、一般的に成長できないと考えた方がいいです。以下でその理由について述べていきたいと思います。
②他人の目が必要な理由
私(達)は弱い人間なので、自身で設定した目標を達成するのは難しいです。中にはストイックで、スポーツ選手のように自分を追い込むことができる人がいますが、少数です。またそんなスポーツ選手でも、必ずコーチをつけています。自身を客観視するというのは想像以上に難しいのです。
③時間的制約が大切な理由
成長の定義によりますが、筋トレでもランニングでも自分に負荷をかけないと限界は伸びていきません。心地よい状況を保っていては、それは現状維持ではなく停滞に近いです。特にコンサル業界では、「明日までやっておいて」からの徹夜、というパターンが多いですが、徹夜の良しあしは置いておいて、一日で仕上げなければいけないというプレッシャーは相当きついので、一日あれば大体のことが出来るようになる人間が育ちます。それはきっと、そのような指令のない会社では身に着けるのは困難でしょう。
④環境を変えない限り成長は非現実的である
上記二つの要素は、到底自分だけで作り上げられる環境ではありません。一般的に上司や同僚は選べないし、時間的制約も自身で徹底することは不可能に近いです。なので、そのような環境を望むのであれば、自らの環境を変える必要があります。非常に悲しいことですが、「心地よい」と思った瞬間に、その環境での成長の伸びしろはほとんど無いと言っても過言ではありません。悲しいことですが成長を望むのであれば、常に空気の薄い場所を探して彷徨う必要があるのです。
<いつまで成長したいのか>
ここでふと思うわけです。自分はいつまで成長したくて、ギリギリの生き方を望むのであろうと。答えは自分の中にあり、マイペースでいいのです。ずっと走り続けるのもいいし、走っては休み、を繰り返すのもいい。歩くだけの人もいいでしょう。私が言いたいことは、自身の人生に合わせた選択をすればよくて、例えば「成長したい」といいながら歩いているような人は、正しい環境に身を置いた方がいいし、歩きたいのに走らされている人は早くやめるべきです。それは、自身の覚悟で何とかなる問題ではなく、環境を変えるしかないのです。