外資系コンサルの意識高い日常

外資系コンサルのサラリーマンが意識高い(系)の日常をpostします。就職、転職、留学、自己啓発やその他考え方など

セルフコントロールがすべて

 リモートワークも少しずつ普及してきて、台風や猛暑日には家で仕事をすることも増えました。コンサルタントはクライアント先でのワークが基本ですが、案件が戦略や経営コンサルに近づくほど、本社や家で仕事をしている時間が多くなります。

 

①家では仕事に集中できないという問題

 学生時代に「家では勉強できないから塾に行っていた」という人は、おそらく仕事も同様に家では集中できないでしょう。テレビもスマホも使い放題ですし、ベッドも近くにある。最高なのですが、最高が故に縛るものが無く集中できない。私もその気持ちはすごくわかります。

 

②場所を変える、という対処法

 ①の問題を解決する一番簡単な方法は、カフェや図書館で仕事をすることでしょう。実際に平日のカフェはPCを開き仕事をしている人だらけです。おそらく、短時間であればてっとり早い方法と言えます。私も1時間くらいで終わる仕事はカフェで片づけてしまうことが多いです。一方で長時間要ると、環境にも慣れて徐々にダレてしまう、というのが個人的な印象です。

 

③締め切りに追われる、という対処法

 やはり人間は弱い生き物なので、時間があると思うといくらでもダラダラしてしまいます。コンサルタントの仕事は基本的に締め切りに追われているのですが、緊急度は低いが重要度の高い仕事もする必要があります。その際は、先に上位者やクライアントのレビュー日程を抑えたり、あえて自分を追い込むことが重要です。例えば、朝起きて午後一でレビューを入れてしまえば、午前中ガッツリ自分を追い込むことが可能です。

 

④スイッチを入れ替える方法を持つ

 仕事(というか作業)に集中するスイッチを持つことは重要だと思っていて、私の場合は作業時にジャケットを着るようにしています。家やカフェでの作業はTシャツとスラックスのような服装になることが多いですが、一枚しっかりとしたジャケットを持ち歩き、それを着たら作業に集中すると決めてしまいます。私の場合はそれによって自然と気持ちが引き締まり、作業モードに入ることができます。

 

<セルフコントロールがすべて>

 誤解を恐れずに言えば、コンサルタントの仕事に管理者はいません。プロジェクトのマネージャーはいますが、プロジェクト運営の管理者であり、私の管理者ではないのです。なので、私は私自身が管理しない限り無限にサボることができるわけです。しかし、サボることでメリットは一つもなく、会社は減益するし私は減給又はクビになります。セルフコントロールが上手くできるか、ということは、これから増えていく管理者のいないビジネスマンにとって必須のスキルと言えるでしょう。