在宅勤務・リモートワーク成功の要諦
皆様、最近腰が痛くないですか?
慣れない在宅勤務が続き、申し訳ばかりのスペースで、安い机と椅子を用意して、小さくなって作業に電話会議に勤しんでいることだと思います。
本来、在宅勤務は通勤のストレスから解放されるものなのですが、「在宅勤務」しかできなくなった瞬間に、その他のストレスが倍増するものだということが身にしみて理解できた気がします。
その際たるものが、運動不足やなれない机と椅子で、腰が痛くなるというものですが、私の場合、いきつけのマッサージ屋さんも休業でジ・エンドといった感じです。
今回は、そんな在宅勤務の環境を少しでも改善できるツールや運用を紹介していきたいと思います。
①iPadは最強
まずは、言わずと知れたiPadです。
会社のPCが使いやすかったのは、「会社」で仕事をしているからです。
自宅に環境が変わったのであれば、会社PCが最適とは言い難いでしょう。そこで活躍するのが、iPadです。
iPadの1番いいところは、なんといっても「ペンが使える」というところです。
クリエイティブ職の方はもちろん、私のようなコンサルティング職であっても、資料のドラフト、部下の資料の赤入れなど、ペンを使うことが最適である仕事は数多くあります。
これまでオフィスでiPadをいじっていると、なんだか遊んでいるように思われる等の懸念があったかもしれませんが、家では関係ありません。
自由に書いて、それを編集できて、PDFにしてシェアできる。この一連の楽しさを知ってしまったら、PCで行う作業は最小限にしようという意識が働くほどです。
また、ZoomやTeamsでWeb会議をする際のサブ端末としても活躍できるので、会議に参加しながらPCを別作業に割り当てることができます。
これはマジで、たとえ10万くらいかかっても一瞬でペイできるツールだと思っています。
②骨伝導スピーカー
Web会議が続くと、イヤホンを使いすぎて耳が痛くなりませんか?そんなときに活躍するのが骨伝導スピーカーです。
いろいろなタイプが出ていますが、とにかく耳がフリーになるので、ストレスがありません。
その分マイク性能などが低いので、本当に大事な会議や自分がメインスピーカーとなる会議では、普通にイヤホンやAirPodsとかのほうがいいです。
ここでまたApple製品ですが、実際AirPodsもかなりいいです。iPhoneにすぐ接続できて、ワイヤレスに家を動き回れるので、Web会議のストレスが半減します。マイクもいい。なので、骨伝導とAirPodsを使い分けるのがオススメです。参考までに、私が購入した骨伝導スピーカーのリンクを貼っておきます。
③家族とのスケジュール共有
私は1日の最初に、家族に自分のスケジュールを共有しています。
というのも、常に家で仕事をしているので、家族からしたら私にいつ話しかけたら良いかわからないからです。
私からしても、集中したいときに雑談されたり、ミーティングの時間に家事をお願いされても対応できません。
なので、朝起きたらまず、ミーティングの時間と作業に集中したい時間を伝えます。
逆に言えば、それ以外の時間は自由に会話ができる状態にし、家族全体がストレスを溜め込まないようにするのが大切です。
やってみるとわかりますが、在宅勤務というのは家族を巻き込んだチーム戦であり、家族の協力なしではいい仕事ができません。
特に子供がいる家庭では多くの障壁があるかと思いますが、そこはまた改めて纏めていこうと思います。
④運動や休憩をスケジュールに組み込む
最後はめちゃくちゃ基本的ですが、TODOを書き出すときに、運動や休憩もスケジュールに組み込み、強制的に体を休めたり・動かすことが重要です。
それをしないと体がどんどん不健康になり、いつのまにか仕事の効率も下がり、負のスパイラルに入っていきます。
またそれをすることで、スケジュール通りに行動ができ、結果的に生活サイクルが安定します。
<在宅勤務がベーシックとなる世界>
今回の騒動の後、オフィスへの出勤文化に戻っていくと思いますが、在宅勤務のハードルが格段と下がり、週2−3回は在宅勤務をする人が多くなると思います。
過去記事にも書いたように、在宅やリモートワークは、「時間を売る」ことから「成果を売る」ことへのシフトチェンジでもあります。
ishikitakaidaiary.hatenablog.com
これまでの一つの評価指標であった「会社にいる時間」を捨て、「どんな成果を出したか」のみが評価される世界で、自身がどんな能力を活用し、どんな仕事をしていくのがよいか、立ち止まって考えるフェーズに来ていると思います。
一つ言えるのは、行動パターンをこれまで通りに貫いていたら、給与や待遇は下がっていく一方だということです。
上記はこれまでAIやRPAなどのテクノロジーによるものだと考えられていましたが、意外なことにもしかしたら在宅勤務やテレワークが先にインパクトを与えるかもしれません。