外資系コンサルの意識高い日常

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一年の計なんて立てなくてよい

 気が付けば2019年となり、ラグビーワールドカップ東京オリンピックが迫ってきましたね。まだ私たちは2020年以降の世界が想像できていないですが、思った以上に何も起こらない気もするし、やはり普通に経済不況が訪れるような気もしています。さて、本日は意識高い界隈の人がやっている年始の目標作成について述べていきたいと思います。

 

①一年の計なんて立てなくてよい

 個人的には、年始の計画ほど意味のないものは無いと思っています。そもそも1年という単位は、何かを成し遂げるには短すぎるし、頑張りを利かせるスパンとしては長すぎる、扱いづらい単位だからです。やはり計画は2-3ヶ月単位のものを複数組み合わせた方が実現可能性が高いと言えます。

 

②年末年始のテンションは特殊

 一年の計が罪深いのは、長期休暇の間に立てる人が多いからです。休暇中はテンションが特殊モードとなっており、無駄に意識が高かったり、逆に「もう一生このまま寝ていたい」という気持ちになります。そんな時に作る目標や計画は無駄にアグレッシブだったり低空飛行だったりするので、あまり意味がありません。計画は繰り返す日常の中で作る方が上手くいきます。

 

③長期休暇は日常の尊さを確認するために使う

 やたらと気合の入った目標や計画が無駄になってしまう理由は上記の通りです。では、長期休暇はどう過ごすのが正解なのでしょうか?正解は、日常の尊さを噛みしめることではないでしょうか。年末年始の非日常に身を置くと、いつも当たり前に存在している家族や友人や仕事その他環境など、それらが間違いなく自身を支えてくれていることを実感できると思います。それらを素直に受け止め、実感し、可能な限り感謝の意を表現すればいいと思います。

 

④自ら消耗戦に持ち込まないこと

 年始に高い目標を立てることもそうですが、明らかにできなさそうなものに無謀にチャレンジしていくことはお勧めしません。それは自身をただ単に消耗させ、次のチャレンジへの気力を奪うだけです。あくまでもステップバイステップで進むべきで、それこそ計画というのは「戦略的」であるべきで、「感情的」であってはいけないのです。

 

<人間の作った適当な単位に振り回されない>

 1年も1か月も年号も西暦でさえも、所詮は人間が作った単位で、本当は世界は連続的で、1秒も1分もない、ただのっぺりとした空間と時間といった数次元が存在するだけです。だから平成最後の○○も、20代・30代最後の○○も、自分を動かすポジティブな動機に使うのは大いに結構ですが、それによって自身を消耗することはやめましょう。そんな単位とは関係なく努力をしたり結果を出す人が、最終的に幸せを手にするのだと最近感じています。