物を持たない暮らしについて
最近では「ミニマリスト」等と呼ばれる、物を持たない暮らしをする人が増えています。私はそこまで言い切れませんが、どちらかというと物を所有することに関しては懐疑的です。
①都心に住みたいから
都心に住みたい理由は、「移動時間がもったいないから」です。会社が都心にあり、休日に買い物する場所等も都心に有るならば、都心に住むことで毎日1時間くらいの時間を節約できます。ただし、そこでネックになるのは都心の家賃は高く、コストを抑えると部屋が狭いことです。部屋が狭いと物を置けないので、必然的に買うものは限られてくる、ということです。
②所有するとコストがかかるから
これは言わずもがなですが、家のスペースを占領するだけでなく、ランニングコストがかかります。携帯の通信料、車の維持費、駐車場、家の管理費、そのモノ自体を配送するコストなど、所有してしまったことで発生するコストは多いです。
③捨てるのにもコストがかかるから
残念ながら物には必ず要らなくなる時が来ます。その際に、粗大ごみやリサイクル費用としてコストがかかります。物を捨てるだけでお金がかかる、というのは何だかとても無駄な気がしてしまいます。
④シェアリングサービスが充実しているから
簡単に言うと、社会的なインフラが充実しているから物を買わなくていい、ということです。①で述べたように都心に住んでしまえば、コンビニはどこにでもあるし、タクシーはすぐ捉まる、レンタカーも徒歩圏内で借りれます。必要な時に必要なものを調達できるので、手元に置いておかなくてもいいのです。
<それでも所有したいもの>
上記の理由を理解してもなお、欲しいものがあると思います。例えば私の場合、毎日履く靴や、毎日眠るベッドや枕、これらは自身の生活の満足度に大きく影響するため、コストを多少多くかけても自分の納得いくものを所有しています。このように、不要なコストを削ることで、自分の注力したい領域にメリハリをつけてお金を使うことができます。
<シェアリングエコノミーはさらに進む>
これから先、人口の多い地域ではシェアリングサービスがさらに進むと思われます。個人的には、年に数回しか使わないスーツケース、冬にしか着ないダウンジャケットなどに関して、使いやすいサービスが出てくることを願っています。
<ミニマリストの紹介>
ミニマリストについて調べてみたら、「ミニマリストしぶ」という面白いブログを書いてる人がいたので紹介します。彼はなかなかエッジ効いてますが、現金決済を否定していたり色々と同意できる記事が多いです。
また、その彼が最近「手ぶらで生きる」という本を書いていたのでそちらも載せておきます。