外資系コンサルの意識高い日常

外資系コンサルのサラリーマンが意識高い(系)の日常をpostします。就職、転職、留学、自己啓発やその他考え方など

オンラインMBAへの道

 突然思いついたのですが、オンラインのMBAスクールへ通ってみようと思います。オンラインMBAとは、自宅でMBAプログラムが学べるもので、私が指しているのは海外のプログラムが日本でも学べるものです。途中で心変わりするかもしれませんが、目指す過程でもいろいろと勉強になりそうなので一旦目指してみようと思います。その理由については以下の通りです。

 

①海外MBA留学の敷居高さは異常

 外資系コンサルに勤務している私の周りでは、ちらほら有名海外ビジネススクール出身者がいます。確かに能力も高い人が多いですが、総じて「育ちがいい」人が多い印象です。海外MBAへ私費留学しようとすると、普通に1千万ー2千万の費用がかかり、またその1−2年間は日本で働けないわけですがら、実家がお金持ち等の理由が必要になります。そのうえ、卒業後の道は自分で切り開く必要があるのですから、知性や努力に加えてめちゃくちゃな勇気と余裕が必要なわけです。

 

②国内MBAに求めているものはない

 私の場合、MBAで学べる知識に加え、外資系企業において多国籍のメンバーと普通に英語が使えるレベルになるのが目先の目標で、あわよくば日本語でできるような議論を英語でもできるようにしたい、という思いがありますので、日本のMBAに通うという選択肢は、身につくスキルがマッチしないので、ありません。

 

③結論、オンラインMBAはちょうどいいのではないか

 ①②を踏まえた時に、お金も勇気もそこまでないけど、英語を使って仕事をしたいしキャリアアップやスキルアップもしたいという、普通のサラリーマンの手の届く範囲の夢なんではないか、という気がしてきました。オンラインとはいえ1週間くらいの現地でのスクールもあれば、普通にTOEFLやGMATも必要なので、準備のための勉強には苦労するでしょう。また留学ではないとはいえ300万円以上のお金もかかります。それらのハードルを頑張ってクリアしていくうちに、見えていく景色があるのでは?と思ったのです。

 

④とはいえ、情報が少なすぎる!

 MBA留学のブログや勉強法、資金調達など、留学に関する情報はいくらでも検索でHITしますが、ことオンラインMBAについては、どこの大学が実施しているのかさえ情報が入りにくいです。それだけ日本ではマイナーな選択であり、市場評価も低いのかもしれません。でも、私はなんとなく思うのです。この国際化&情報化&リカレント教育の世の中で、これからは日本で働きながら海外オンラインスクールに通う人が増えていくのでは?と。私が人柱となり、その世界を明らかにしていくことに意味があると思っています。

 

<まずは英語の勉強から>

 おそらく一番の障壁となるのが、TOEFLだと思っています。受けたことないですが、TOEICとは比較にならない難しさだとか。この辺は個別に聞いていけばノウハウある人がいそうなので、コツコツやっていくしかないですね。留学組は1−2年かけてこれをやってから入試→留学みたいなので、かなり長い道のりですね。私は若くないのでそこまで時間をかけない方法をなんとか探していきたいと思います。 

 

見えない景色を見るために

 人は想像したところまでしか行けない、とよく聞きます。想像ができることのうち、実現できるのはたいていほんの一部ですが、想像ができないことはほぼ間違いなく実現ができない思っています。

 

①限られた人にだけ見える景色がある

 大変下世話な話ですが、日本の大多数の人は、年収が数千万円の人の生活を想像できません。1千万円以上が4%と言われている時代ですから、およそ96%の人は、数千万の収入をどうやって使っているのか想像できないでしょう。そして大変残念なことに、それを想像できないということは、ほぼ間違いなく実現もできないと思います。これはお金だけでなく、100メートル走を15秒で走る人にとって、桐生選手やウサイン・ボルトの領域に達するプロセスは想像できません。

 

②その景色を見るために必要なこと

 簡単に言うと、その領域に近づくことです。年収であれば、1千万、2千万となっていくうちに、5千万の世界が想像できるかもしれないし、100メートル走であれば12秒や11秒で走れるようになって初めて、次の世界が想像できるようになります。つまり、現状のレベルから想像できるところまで行って初めて、次の世界が見えてきます。誤解を恐れずに言えば、努力の量によって見える世界が変わってきます。

 

③知らない世界は無限にある

 普段私たちはとても狭い世界に生きています。同じような高校や大学を出て、同じような年齢で就職や結婚をして、似たような仕事として、似た水準のお金を使って暮らしています。けれど一歩そのレイヤーから外に出ると、知らない世界が広がっています。自分の常識が通用しないかわりに、今まで諦めていたことが少しづつ身近になってきたりします。案外、自分の限界というのは自分の周りの人に自ずと合わせてしまっているものです。

 

④金魚鉢を出るか出ないか

 私たちを金魚に例えると、大きさの大小は様々ですが、何かしらの鉢の中で生きているわけです。そこから見える景色は代わり映えが無い代わりに、安全でとても快適です。ただし、大海は鉢から出ないと見えないし、想像もできないのです。もちろん他の魚や取りに捕食されるかもしれませんが、裏を返せばそのような強い敵や仲間に出会えるチャンスでもあります。幸せの定義は人それぞれですが、大海に出て初めて、大海に何があるか、そこでの人生がどういったものか想像ができるようになるのだと思います。

 

<想像できるが故の辛さもある>

 想像できなければ、知らない世界に羨むこともなく平和に生活ができるのに、大海を知ってしまったが故の辛さや、何かに追われる毎日に疲弊してしまうこともあるでしょう。これは数学のような学問も同じで、勉強すればするほど分からないことが増えていきます。「分からない」ことが明確になるからです。もちろん辛いこともあるのですが、それはその境地にたどり着いた人が故の辛さで、冒頭で申した通り、見える世界も全然違うわけです。

未来の自分から見つめる

  今回は人生の捉え方について述べたいと思います。物事の捉え方として、ポジティブな人もネガティヴな人もいると思いますが、ポイントは自分の視点(時間軸)をコントロールすることだと思っています。私は、基本的には未来の自分から現在の自分を観察するようにしています。

 

①今の自分は未来の過程であるということ

 未来の自分の視点に立つと、今の自分は未来の自分を作り出すプロセスであると言えます。今の自分が筋トレすることにより未来の筋肉量が増えて、お金を貯めれば貯金が増えているかもしれません。もし「今」だけに注目すると、人の選択肢は刹那的にならざるを得ません。眠い時に寝て、食べたい時に食べるのが一番気持ちいいからです。一方で、今の自分が未来の自分を作るという前提に立つと、意思決定が自然と中長期的になります。

 

②苦労や苦難を乗り越えた奴は強いということ

 もし、今の自分に悲しいことや辛いことがあったとして、今のあなたはとても辛い気持ちになるでしょう。しかし、未来から遡った時に、それは大きな糧になるはずです。多くの人が経験していない経験や、多くの人が避けて通ってきた苦労をしてきたことは、未来の自分にとって大きな強みとなるはずです。事実を変えることはできません、変えることができるのは「未来」のほうです。

 

③やるべきことは決まっている

 私の目標としては、いかに面白い自分になれるかということを追求しています。自分と話すことで誰かの感情が動いたり、気づきや行動につなげられる存在でいたいと思っています。そう考えた時に、過去の自分には色々なことを経験していてほしいと思います。伝聞だけでなく、自分の思考によって多くを語れるようになっていたいです。そう考えた時、自ずと今の私のやるべきことは決まってきます。未来の自分を具体的にイメージすれば、今やるべきことは自動的に決まるのです。

 

④ただし、時間は有限であること

 逆説的ですが、未来は有限で、人はいつか死んでしまうものです。なので未来の時間軸も、ある程度直近で定めるべきです。10年20年先というよりは、3年くらいがちょうどいいと思います。いま30才なら、33才の自分から見てどうか、また27才の自分に何を言いたいかを想像してみてください。やるべきことがわかったらすぐに行動すべきです。なぜなら、気がつかないうちに3年後の自分になってしまうからです。

 

<ポジティヴ/ネガティヴのメカニズム>

 以上より、未来の自分から見つめることによってなんとなく物事を前向きに捉えられることがわかると思います。一方で過去の自分から見つめてしまうと、今の自分の進むべき方向がわからず、過去の期待を背負って後悔したり、物事をネガティヴに捉えがちになってしまいます。もちろんこれだけが因果関係ではないと思いますが、心理的な癖というのは思考の癖でもあり、意識的に変えることもできると私は思っています。

ゴシップから離脱せよ

 お盆休みには家にいる時間が多かった人もいると思います。普段は見ないテレビを見て、何を思いましたか?ワイドショーを見て、何故か特定の事件に詳しくなったり、芸能人ネタに精通した人もいるでしょう。そのようなゴシップには、意味があるのでしょうか?

①ゴシップのメカニズム

 日本人は噂話が大好きな人種だと思っています。その根底にあるのは、他人を気にして生きていることにあります。横並びが大好きで、ある基準からはみ出したら何らかのレッテルを貼られる。20代であれば大卒で就職しているべきだし、30代であれば結婚しているべきで、40代であれば子育てをしているべきですよね。そのような同調を前提としているため、そこから外れた人がゴシップの対象となります。つまり、定義された「普通の人」から外れた時に、ゴシップの対象として選定されます。

 

②消費としてのゴシップ

 ゴシップは消費と排除という二つのタイプがあると思っていて、まずは消費型について述べたいと思います。これは芸能人やワイドショーなどで扱われる類のゴシップで、暇な時間を埋め合わせるために、ネタとして使われるゴシップです。芸能人のお金遣いや交際関係は一般人のそれとはかけ離れているし、どう考えても普通ではないので、対象となります。それをネタに時間を消費しているのがテレビや雑誌の視聴者、という構造です。

 

③排除としてのゴシップ

 次に排除型ですが、これは同質性が強く、異質なものは排除すべき、という考え方が根底にあります。これは比較的身近に起こりうる問題で、職場や学校で皆とは違う行動をしたり、違う思想を持っている人についてのゴシップで、それを元に無視したり、グループから除外しようとします。これがエスカレートすると、差別やいじめに繋がります。

 

④多様性を受け入れるということ

 ダイバーシティという言葉が安売りされている割には、まだまだ同質性の世界で生きている人が多すぎるように思えます。その理由として、やはりまだ日本社会の均質性が高すぎるのが理由だと思っています。外国人比率が半分になれば、誰も文化的背景の違いを指摘しませんし、言葉遣いや一つ一つの行動にいちいち反応してたらキリがありません。本当の多様性が生まれた時、ゴシップの価値はほとんどなくなるでしょう。

 

<ゴシップから離脱し、自分の人生を生きる>

 日本の社会が均質性が高い時には、ゴシップを活用するのは生存戦略として正しいと思いますが、これから自然と多様性が高まり、それにしがみつくことに意味はなくなるでしょう。上記で述べた「消費としてのゴシップ」は残り続けますが、そちらはあくまでも消費であり、あなたの大切な時間を奪うものに他なりません。1日の間、他人の噂話をしている時間はどれくらいありますが?それを自分の人生に費やせば、多くのことが実現できるはずです。

ROIの終焉

 以前にPDCAの終焉という記事※を書きましたが、今回はROIについて書きたいと思います。ROIというのは「Return on Investment」の略で、投資対効果などと言われ、誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。この汎用的な指標は、すでに終わりを迎えていると思っています。

ishikitakaidaiary.hatenablog.com

 

①使い方が誤っているケース

 まず、初歩的なところから言うと、使い方が間違っているケースがあります。よくあるケースとして、「ROIが取れないからボツになる」みたいな企画があるのですが、ROIとは「いくつかの企画の中で、何を選ぶかを選択する基準」としては使えますが、「一つの企画をやるかやらないか」には使えません。「ROIが取れないからボツになる」企画を書いた人は、自席に戻って項垂れるでしょう。そして会社は何も実行しないまま、時が過ぎていくのです。ROIは、同じお金を投資するならばA,もしくはBと言う際には、大いに使っていただいて構いませんが、白か黒かを決める判断軸にはなり得ません。理由は、「何もしない」と言う選択肢とは比較のしようがないからです。

 

②使う範囲が間違っているケース

 これもよくあるケースですが、会社は事業部門ごとにタテ割りになっていて、それぞれの部門内、部内でのROIを計算することです。事業の投資は、事業全体にかかるものがほとんどであり、部門ごとにPPMで言う「金のなる木」であったり、「問題児」のようなポジションも異なるはずです。なのに単一事業内でROIを出そうとするから、おかしな話になってきます。A事業の投資がB事業の功績を生むことはよくあることですし、そういったシナジーのある投資こそ積極的にやるべきなのです。

 

③そもそも企業目線のロジックでしかない

 本項が本質的なのですが、ROIは「企業目線で、いくら使ったらいくら儲かるか」と言う完全な企業目線の独りよがりなロジックなのです。表向きにはカスタマーエクスペリエンスやお客様第一を唄っていながら、KPIが逆に張ってあります。まずは顧客が満足するサービスを顧客目線で考えることが重要であり、そこの壁を超えなければコストも効果も考える意味がありません。順番が逆なのです。現代のサービスはローンチ後にマネタイズを考えるものも珍しくありませんし、何よりそういったサービスが普及しています。いかにROIを考える時間が無駄か把握したほうがいいです。

 

④わかりやすいものに飛びついてしまう心理

 残念なことにROIは非常にわかりやすい概念です。少し前に話題になった本※の言葉を借りると、「PL脳」に陥っていると思います。収益や費用といったPLの言葉は非常に直感的でわかりやすく、誰でも知っているから使いやすいです。しかしPLは結果でしかなく、未来を教えてくれるのはBSのほうです。ただし、BSには直ぐにはお金にならないものも多いので、皆が考えるのをやめてしまうのです。短期的に安易な割り算に飛びついて、未来を捨てるのは非常にもったいないです。

ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論

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 <企業目線の論理は崩壊する>

 顧客や消費者のリテラシーが高まり、サービスを選ぶ目は厳しくなっています。また、どの企業もパーソナライズしたマーケティングをしているため、少しでも刺さらなければ別のサービスに簡単にスイッチングできます。そういった中で大切なのは、「何ができるか」ではなく「何を価値として提供したいか」を考えることです。そのことを考え抜いた後には、きっと下らない割り算を叩くようなことをする気にはなれないはずです。

みんな自分を正当化したい

 なんだかんだ、自分の今いる状態はベストだと思う、という話はよく聞きます。転職を考えるときも、「給与面/環境面で悪くないし、仕事もそこまで大変じゃないから」とか、転居を考えるときにも、「駅徒歩は数分だし、広くはないけど我慢できなくはないから」など。果たしてそれは本人にとって幸せなのでしょうか。

 

①環境には慣れる

 人間不思議なもので、つらい通勤電車も長時間労働もある程度慣れてしまうものです。一度その環境に入ったら、その良しあしとは別にして、数週間もすればそれが当たり前になっていくでしょう。つまり新しい環境と比較したときに、今の環境の方がよく感じてしまうのは当然なのです。その現状維持バイアスを取っ払って、比較検討することが必要になります。

 

②外部環境からしか人は変わらない

 明日から突然やる気を出したところで、その人の人生には大きく変化はありません。やる気によって乗り越えられるものは想像以上に少ないのが現実です。しかし、環境を変えたのであれば、人は大きく変化します。海外留学などは一つの例だと思いますが、1ヶ月引きこもって英語を勉強するのと1ヶ月海外で過ごすのは得られる効果は何倍も違いますよね。何かを変えたいのであれば、まずは環境から変えるのが一番効果が大きいのです。

 

③視野を広くする

 何かを比較検討する際に大切なのは、まずインプットは足りているか?と考えることです。転職にしても、検討範囲を勝手に自分で絞っていて、本当に向いている仕事ややりたい仕事にたどり着けない可能性があります。まずは世の中の流れを大きくとらえ、現在とこれからを簡単に想像しながら、自分のやりたいことを探していくのがいいと思います。範囲を狭めすぎると、その範囲の中では今が一番いいという結論になりがちで、その結論はそれとして正しいのです。しかし、見えていない世界がきっとあります。

 

④不安よりも、未来を信じる力

 現状を維持したいと思う多くの人は、「不安」を抱えているからでしょう。誰にでも不安はあるとは思いますが、最終的にはどこまで未来を楽観視できるかがポイントだと思います。そして失敗することも挑戦しないよりはマシだと考え、実行してしまうのがよいと思います。自分の未来は明るいと信じれるかが重要で、その信じる力とは日々の努力や考察の賜物だと思います。毎日努力している人の未来が明るくないわけはないのです。

 

<結局、みんな自分を正当化したい>

 自分が選んだ選択は間違ってなかった。過去を振り返ったら、9割くらいの人がそう言うのではないのでしょうか。それは過去を美化したいのもあるでしょうし、選んだ選択を正解に近づけた努力をしたということもあると思います。個人的には、過去はどれだけ美化してもいいし、正当化してもいいですが、現在の立ち位置だけはそうしてはいけない、と思っています。それは未来を奪う行為だし、現在の自分の思考を停止させます。「今の自分が最高に居心地がいい」と思っている人は危険だし、その立ち位置は想像以上に脆いものだと思います。

セルフコントロールがすべて

 リモートワークも少しずつ普及してきて、台風や猛暑日には家で仕事をすることも増えました。コンサルタントはクライアント先でのワークが基本ですが、案件が戦略や経営コンサルに近づくほど、本社や家で仕事をしている時間が多くなります。

 

①家では仕事に集中できないという問題

 学生時代に「家では勉強できないから塾に行っていた」という人は、おそらく仕事も同様に家では集中できないでしょう。テレビもスマホも使い放題ですし、ベッドも近くにある。最高なのですが、最高が故に縛るものが無く集中できない。私もその気持ちはすごくわかります。

 

②場所を変える、という対処法

 ①の問題を解決する一番簡単な方法は、カフェや図書館で仕事をすることでしょう。実際に平日のカフェはPCを開き仕事をしている人だらけです。おそらく、短時間であればてっとり早い方法と言えます。私も1時間くらいで終わる仕事はカフェで片づけてしまうことが多いです。一方で長時間要ると、環境にも慣れて徐々にダレてしまう、というのが個人的な印象です。

 

③締め切りに追われる、という対処法

 やはり人間は弱い生き物なので、時間があると思うといくらでもダラダラしてしまいます。コンサルタントの仕事は基本的に締め切りに追われているのですが、緊急度は低いが重要度の高い仕事もする必要があります。その際は、先に上位者やクライアントのレビュー日程を抑えたり、あえて自分を追い込むことが重要です。例えば、朝起きて午後一でレビューを入れてしまえば、午前中ガッツリ自分を追い込むことが可能です。

 

④スイッチを入れ替える方法を持つ

 仕事(というか作業)に集中するスイッチを持つことは重要だと思っていて、私の場合は作業時にジャケットを着るようにしています。家やカフェでの作業はTシャツとスラックスのような服装になることが多いですが、一枚しっかりとしたジャケットを持ち歩き、それを着たら作業に集中すると決めてしまいます。私の場合はそれによって自然と気持ちが引き締まり、作業モードに入ることができます。

 

<セルフコントロールがすべて>

 誤解を恐れずに言えば、コンサルタントの仕事に管理者はいません。プロジェクトのマネージャーはいますが、プロジェクト運営の管理者であり、私の管理者ではないのです。なので、私は私自身が管理しない限り無限にサボることができるわけです。しかし、サボることでメリットは一つもなく、会社は減益するし私は減給又はクビになります。セルフコントロールが上手くできるか、ということは、これから増えていく管理者のいないビジネスマンにとって必須のスキルと言えるでしょう。